お金欲しい掲示板

僕の姪っ子である咲奈ちゃんは卒業を控えた高校生である。卒業後の進路を考えなければならない時期ではあるが、まだ何もプランはないらしい。
「お金稼ぐつもりでは、いる」
しょっちゅう僕の家に泊まり来ては、メシ食ってテレビ見てくつろいでいる。そして、お礼代わりに凝り性である僕の腰をかかとで踏んでくれている時に、何気なく将来のプランなどを聞いてみたのだ。
咲奈ちゃんは幼少の頃から僕にはなぜか懐いていて「オカンとケンカしたー」と言っては、一人暮らしの僕の部屋に泊まりに来ていた。咲奈ちゃんの母(つまり僕の姉)も何だか諦めていて「いつもすまんねー。悪いけど落ち着くまで面倒見てやって?」などとすっかり僕を信頼していた。
「お金欲しい掲示板ってのがあって、お金欲しいって書けば、くれる人がいるんだって」
と、咲奈ちゃんは僕の腰をグリグリやりながら言う。
パトロンの意味
お金欲しい掲示板なるものは、何となく僕にも理解できる。言わば、援助交際の巣窟だ。
よちよち歩きしている頃から見ているのだからあまり実感は沸かないが、咲奈ちゃんも年頃の娘なのである。僕の前で平気で屁をこかなくなったし、陰毛が目立ち始めた頃から風呂上りに全裸で歩き回ることも無くなった。
「そう言う掲示板を使ってお金稼ぐのもありかなって思ってる」
気づけば、咲奈ちゃんはもう結婚ができる年齢なのである。血縁だからそんな気は起らないが、胸もお尻も既にセックスアピールの固まりに成長している。お金欲しい掲示板で体を使ってお金を稼ぐこともできるだろう。もっとも、伯父の立場としては、全力で阻止しなければならない。
僕が注意を促そうとすると、それを遮るように咲奈ちゃんは言った。
「本当に困っている人がそう言う掲示板で助け合ったりできたらいいなって。その仲介をして手数料をもらえたら私も食べていけるっしょ?」
お金欲しい掲示板を運営する方かい!!咲奈ちゃんが賢いのかアホなのかよくわからなくなる僕だった。
F割
サポ掲示板